女性に心配な病気Q&A

Q01 乳ガンはどんな人がなりやすいの?

乳ガンは、女性ホルモンのエストロゲンと関連があり、初潮年齢の低い人、閉経年齢が遅かった人、高齢初産婦、出産数の少ない人、授乳期間の短い人、更年期障害時のホルモン補充療法を長く続けている人などが乳ガンになりやすいとされています。その他に体型が大型で肥満傾向のある人、乳ガンの家族歴のある人などです。これらが、リスク保有グループとなります。

Q02 乳ガンって遺伝するの?

乳ガンになりやすい体質が遺伝されます。乳ガンの家族歴が重要です。母親や姉、妹にガンがあると、乳ガンになる確率が2倍くらい高くなるといわれています。近年、乳ガン遺伝子がいくつか発見されていますが、日本人は欧米人に比べかなり少ないとされています。

Q03 乳ガンは予防できるの?

動物性脂肪摂取量を少なくし、肥満にならないよう注意をすることです。
乳房自己検査法を実行し、40歳以上の方は乳腺の定期検診を受けること(特にリスクグループにあてはまる人は)が大切です。

Q04 お酒を飲むとガンになりやすい?

アルコールは血中エストロゲン濃度を上昇させます。同時に脂肪は摂取をすると上昇しやすくなるといわれ、乳ガン発生との関連も考えておかなければなりません。

Q05 子宮筋腫はほうっておいても大丈夫?

子宮にできる良性腫瘍です。発生する場所や大きさにより、過多月経や痛みの症状や妊娠、出産に影響があります。専門医の指示に従ってください。また、鉄欠乏性貧血になりやすいので、この点にも注意が必要です。

Q06 子宮内膜症はどういう病気?

子宮内膜症は、子宮内膜に似た細胞が、子宮以外の場所で、月経周期に合わせて増殖や剥離を繰り返し、激しい月経痛が起こります。不妊の原因となります。やせ型で胃下垂型の人に多いといわれています。症状の激しい場合には、婦人科を受診してご相談しておくとよいでしょう。

Q07 リウマチの原因ってなに?

慢性関節リウマチは、自己免疫疾患とされています。免疫異常の引き金として、ある種の細菌やウィルス感染が考えられています。家族内発生(母と娘、姉妹)が多く、遺伝的要因も関与していると考えられます。

監修:かながわクリニック  所長 杉政 龍雄