作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

2月13日(土)~2月18日(木)
女が階段を上る時
(1960年/日本/111分)

監督 成瀬巳喜男
出演 高峰秀子、森雅之
配給 東宝
 
INTRODUCTION
 「無法松の一生」に出演以来、高峰秀子が一年半ぶりに主演、「浮雲」の名匠成瀬巳喜男のメガフォンで女の生きる道の厳しさ、女の苦しみ、哀しみを謳いあげる芸術大作です。日本映画界に数々の名作を送り出してきた脚本家の菊島隆三が、自らのオリジナルシナリオをプロデューサーも兼ねて製作する第一回作品で、高峰秀子が主演のほかに衣裳を担当するなど、話題の多い作品でもあります。
STORY
 秋も深いある午後のことだった。バー“ライラック”の雇われマダムである圭子は、マスターに呼びつけられて売上げの減ったことを責められた。常客であった高級利権屋の美濃部が最近店へ寄りつかなくなったこと、その美濃部が以前圭子の下で働いていたユリに店を持たせていること、圭子はみんな知りすぎるほど知っていた。しかしマスターから暗にユリのように体を張れという言い方をされることはたまらなく淋しかった。
 バーのマダムの生活の表裏をバーに上って行く階段で仕切り、華やかなマダムというよりもむしろ平凡な女としての生きる道の険しさを描く女の生活詩。

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