作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

4月17日(土)~4月29日(木)
ビヨンド・サイレンス
JENSEITS DER STILLE(1996年/ドイツ/113分)
97年ドイツ・アカデミー賞(ドイツ連邦映画賞)最優秀長編作品賞
最優秀主演女優賞・最優秀音楽賞
第10回(97)東京国際映画祭グランプリ・最優秀脚本賞 ほか多数受賞


監督 カロリーヌ・リンク
出演 シルビー・テステュー、タティアーナ・トゥリープ
配給 パンドラ
 
INTRODUCTION
 この映画は、ろうの両親の間に育った女性の実話をヒントに、女性の自立と家族の問題を厳しくも暖かな視点で描いている。殺伐とした親子関係が取り沙汰されることの多い現代にあって、この作品は、子供が親との対立や葛藤を経て自立していくという普遍的な親子のテーマを、ひとりの少女の成長物語の中でとらえ、そのハートフルな希望と感動は深い余韻となって、観るものの胸に沁み入る。緑豊かな田園地帯での暮らしや雪降るクリスマスの幻想的な風景、大都会ベルリンの街並などを映し出したセンスあふれるカメラワーク、さらに全編に流れる情感に満ちた音楽の美しさが、この作品をより魅力的なものに仕上げている。
STORY
 両親の深い愛に包まれて、幸せに暮らす少女ララ。幼いときから手話を覚え、ろうの両親の通訳を務めていた彼女が初めて夢中になったもの、それは叔母からプレゼントされたクラリネット。やがて彼女は音楽の道を志すが、父は猛反対し、ふたりの間に深い亀裂を生むことになる。しかし、彼女は、そんな両親や叔母たちとの関わりのなかで、傷つき、苦しみながらも自分の生き方を貫き、大人の女性へと成長していく。

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