作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

9月18日(土)~9月30日(木)
カンゾー先生
(1998年/日本/129分)
第51回カンヌ国際映画祭特別招待
日本アカデミー賞最優秀主演男優賞
キネマ旬報賞主演男優賞
報知映画賞主演男優賞・助演女優賞


監督 今村昌平
出演 柄本明、麻生久美子
配給 東映
 
INTRODUCTION
 物語の舞台は敗戦2ヶ月前という暗澹とした時代に営まれる、どこかユーモラスで大らかな男と女の性と生、薬品不足と軍部の圧力と戦いながらも患者に無償にちかい奉仕をつづける市井の町医者の姿を通して、骨太い人間像を描きだしている。
 原作は坂口安吾の『肝臓先生』(角川文庫刊)。大戦後に読んで以来、映画化の構想を練っていた今村監督は、この『肝臓先生』の他に、安吾の『堕落論』と『行雲流水』を組み合わせ、一遍のストーリーに仕立てている。
STORY
 昭和20年、夏。赤城は、田舎町の開業医である。父の代からの家訓にならい「開業医は足だ。走りに走りて生涯を終わらん」とばかり、風ニモ雨ニモマケズ町中を走りまわっている。しかし赤城は、町の人達から「カンゾー先生」と揶揄されている。赤城にかかると誰も彼も「肝臓病」にされてしまうからだ。
 赤城医院にソノ子が看護婦として来ることになった。ソノ子は美女であるが、親もなく、幼い弟妹を養うために時々「売春」まがいの事をしている。しかし「近所の聞こえが悪い」と隣組の区長が赤城に監視役を押し付けた。

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