作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

10月16日(土)~10月28日(木)
ダロウェイ夫人
MRS.DALLOWAY(1997年/イギリス・オランダ合作/97分)

原作 ヴァージニア・ウルフ
監督 マルレーン・ゴリス
出演 ヴァネッサ・レッドグレイヴ
配給 日本ヘラルド映画
 
INTRODUCTION
 「ダロウェイ夫人」は、20世紀を代表する女性作家ヴァージニア・ウルフの同名長編小説を映画化した作品である。「アントニア」(95)でアカデミー外国語映画賞を受賞したマルレーン・ゴリス監督、名女優ヴァネッサ・レッドグレイヴ、そのほか、近年、ウルフの紹介に努めてきた脚本のアイリーン・アトキンスなど、この作品に関して現在考えられる最高のスタッフ、キャストが力を合わせて製作にあたった。「ダロウェイ夫人」には天才作家ウルフに対する、彼女たちの心からの尊敬と愛情がこめられている。
STORY
 第一次世界大戦終了から5年たった、1923年6月のある朝、ロンドンで国会議員夫人クラリッサ・ダロウェイが、自宅で催す夜会のために花を買いに出かける。街を歩きながらクラリッサは、30年前の輝くような青春の日々を振りかえり、ロマンティックなピーターとの波乱にとんだ人生ではなく、政治家リチャードとの平穏な人生を選んだことが正しかったかと自問をする。
 老いや死を意識しはじめた女性の心の移ろいをとおして、生の歓びと死への憧れがひとつのものとして描かれ、人生の真実が女性の視点で鮮やかに浮き彫りにされる。

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