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3月18日(土)~3月30日(木)
ポネット
PONETTE(1996年/フランス/99分)
1996年ヴェネチア国際映画祭主演女優賞・国際映画批評家賞
1997年NY映画批評家協会賞外国語映画賞


監督 ジャック・ドワイヨン
出演 ヴィクトワール・ティヴィソル
デルフィーヌ・シルツ
配給 アスミック・エース エンタテインメント
 
STORY
 ポネットの母は事故で死んでしまった。幼いポネットにわかるのは<ママはここにいない>ということだけ。きっとママは会いに来てくれる…そう信じてポネットはひとり母を待ちつづける。草原に寝ころび、ベッドでお祈りをして…。周りの大人が死の意味を教えても、ポネットはその答えに満足できないまま、自分の世界に閉じこもってしまう。そして泣き疲れた頃、静かに“奇跡”が訪れた…
INTRODUCTION
 大人にとっても受け入れがたく不可解な“死”。『ポネット』は、たった4歳で最愛の母を失い、死に直面した少女が、残酷で悲しい暗闇の中で手探りしながらも、なんとか自分なりのやり方で死と向かい合い、受け入れ、のりこえていくまでを描いた物語である。ポネットは、大人にとってあたりまえの考えを鵜呑みにするような、要領のいいこどもではない。心が納得できるまでものごとを考え、自分の言葉で知ろうとする。その逡巡さは大人の目には痛々しくもどかしい。だが同じ時間を過ごすうちに、彼女の純粋でひたむきな姿は、ひとが自分を生きることについて、私たちに新鮮な驚きを呼び覚ます。この映画は“こども時間”の大切さを描いた、魂を深く揺さぶる、稀有な、感動的な傑作である。

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