作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

12月2日(土)~12月14日(木)
川の流れのように
(2000年/日本/108分)

監督 秋元康
出演 森光子、田中邦衛
配給 東宝
 
STORY
 かつての活気を失った漁村。そこには、静かにひっそりと肩を寄せ合いながら暮らす老人達がいた。そんな村に、女性小説家・百合子はやって来た。都会的センスの若々しい服装で、およそ村の雰囲気には似合わない様子。いまは誰も住まなくなっていた岬の一軒家に落ち着き、この村での生活を始めた。老人達は百合子を煙たがり、距離を置いた。閉鎖的、排他的な時間を過ごしていた老人達に、屈託の無い百合子はまぶしく映りすぎた。百合子の最初の理解者となったのはカメラマン志望の青年・明だった。村で生まれ育った明は、老人ばかりになったこの村から早く出て行きたいと思っていた。そんな矢先に慕っていた姉が突然死んでしまい、深い悲しみから抜け出せないでいた。しかし、百合子の明るい笑顔と生きる事へのひたむきさに魅せられ、同時に励まされていく。そして百合子は、重くよどんでいた老人達の空気をも少しずつ動かし始める。
INTRODUCTION
 「川の流れのように」という曲は、人生の応援歌とも言えます。人それぞれの人生も、川の流れのように一様ではありません。流れがきついときもあれば、ゆるやかなときもある。この曲のなかに込められた、そんな世界を映画にできたら─そういう思いから生まれたのがこの作品です。
 主演は昭和を代表する女優で、久し振りの映画出演となる森光子。共演に田中邦衛、谷啓、いかりや長介、久我美子、三﨑千恵子、菅井きん、大滝秀治らの日本映画界を支えてきた重鎮・名優達が勢揃いしました。ほかに、テレビ・舞台でも活躍中の西村雅彦、段田安則、そして若手NO.1俳優・滝沢秀明も加わり、この作品でしか実現し得ない最高に贅沢なキャスティングで、川の流れにたとえられる“人生”の奥深さを披露してくれます。監督は、この曲の作詞者である秋元康が、オリジナルの作品世界を情感豊かに感動的に演出。音楽は久石譲が新たにアレンジした主題歌に加え、書き下ろしの佳曲を散りばめた壮大なスコアを完成させました。
観終わった後できっと、
「人生、決して悪いことばかりじゃない。これからだって。」
と前向きな気持ちになれる映画です。

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