作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

2月24日(土)~3月8日(木)
アンナと王様
ANNA AND THE KING(1999年/アメリカ/147分)



監督 アンディ・テナント
出演 ジョディ・フォスター、
チョウ・ユンファ、バイ・リン
配給 20世紀フォックス映画
 
STORY
 舞台は19世紀中ごろのシャム王国(現在のタイ)。精気に溢れたモンクット王は、外国からの植民地化を拒み、新しい近代国家の形成を目指していた。古い因習と伝統を守ろうとする保守主義者たちに対して、革命の嵐が吹き荒れる激動の時代に、国王の招きで1人のイギリス人女性が家庭教師としてやってきた。未知の国で子供たちを教育したいという情熱でシャムにやってきたが、自分が育ったイギリスと、あまりに違う環境のギャップにカルチャー・ショックを受けながらも、情熱を注ぎ、ついには王国の運命をも変えていくことになる…。
INTRODUCTION
  名演技を見せた19頭の象たちもおめかし
衣裳を担当したのは「眺めのいい部屋」(86)でアカデミー衣裳デザイン賞を受賞したジェニー・ビーバン。映画の登場人物の衣裳だけでなく、獣医を含む56人の調教師がフルタイムで調教にあたった19頭の象たちの衣裳もデザイン。ホウダと呼ばれる背中に人を乗せるための豪華な象籠、色鮮やかな掛け布、耳飾りや首につける装飾品などもデザインした。

 「王様と私」にSTOP?!
タイは、王室への敬意が絶対的な国。国王と王妃の肖像画は町中いたるところで見ることができるし、映画館でも映画の上映前に、王室賛歌と共に国王の肖像画が映し出される。本作と同じ原作による、アンナとモンクワット王を主人公にしたミュージカル「王様と私」が56年に映画化されている。しかし、これだけの人々の愛と尊敬を集めている王室一家を外国人が描いた映画(しかも王が歌って踊るミュージカル)はタイでは受け入れられず、上映禁止となっている。今回の映画化にあたって、製作側もそれを踏まえて、最新の注意を払ったようだが、希望していたタイでのロケは、脚本を読んだタイ政府に拒否された。

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