作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

6月23日(土)~7月5日(木)
サイダーハウス・ルール
THE CIDER HOUSE RULES (1999年/米/126分)
2000年アカデミー賞助演男優賞・脚色賞
ナショナル・ボード・オブ・レビュー脚本賞
ゴールデン・サテライト賞脚色賞
映画俳優協会賞助演男優賞


監督 ラッセ・ハルストレム
出演 トビー・マグワイア、シャーリーズ・セロン
配給 アスミック・エース エンタティメント
 
STORY
 メイン州ニュー・イングランド、人里離れた場所に建つ孤児院で、ホーマー・ウェルズは産声をあげた。ラーチ院長は彼に、「人の役に立つ存在になれ」と教えを説き、父親のように愛情を注いで育てた。やがて院長の仕事―助産と当時禁止されていた堕胎―を手伝うようになる。成長するにつれ自分の未来に疑問を持ち始めた彼は、ある日手術に訪れたキャンディ・ケンドールとその恋人と共に孤児院を飛び出した。初めて目にする孤児院の外の世界、新しい生活と人々との出会いの中で彼は何を見出していくのか。
INTRODUCTION
誰にでもきっとある物語
 "若者は自分の未来を探して、広く遠く旅をする。悪を倒すという夢や、めくるめく恋への期待、一攫千金の野望を胸に抱いて"。だが、孤児院で生れ育ったホーマーにとっては、生きていられること、それだけで満足なはずだった。天涯孤独で生まれたホーマーにも、すぐそばに暖かく見守ってくれている人がいるということ。そのことに気づいた時、ホーマーは少年から大人へと成長を遂げる。大人になる時に誰もが経験する普遍的な物語が、鮮やかにそしてファンタジックに描き出されていく。ホーマーが辿る心の旅は、淡い懐かしさとともに暖かい微笑みと爽やかな感動を感じさせてくれる。

13年の歳月を経て作り上げられた豊潤な映画
 原作・脚色のジョン・アーヴィングが最初に構想を立上げたのは1986年のことだった。幾度かの企画変更や監督の交替を経ても、熟考とリライトを重ね、脚本を熟成させてきた。彼の念願の映画化はラッセ・ハルストレムとの出会いによって現実のものとなった。ホーマー・ウェルズを演じるのは純粋無垢さと成熟とを同時に感じさせる静かな視線が印象的なトビー・マグワイア。彼の父親的存在であるラーチ院長にはマイケル・ケイン。ホーマーの初恋相手となるキャンディ・ケンドールにはシャーリーズ・セロン。明るく純粋で、ホーマーを導くとともに自身も成長を遂げていく重要な役割を演じている。

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