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3月9日(土)~3月21日(木)
マレーナ
MALENA (2000年/イタリア・アメリカ/92分)


監督 ジュゼッペ・トルナトーレ
出演 モニカ・ベルッチ、ジュゼッペ・スルファーロ
配給 ギャガ・ヒューマックス
 
STORY
 戦争が始まってまもない1940年の晩春。シチリア、カステルクト。12歳の少年レナートは、自転車を手に入れた日、海岸通りで村で一番美しい女マレーナに一目で恋に落ちた。マレーナは結婚後たった2週間で夫が徴兵されてしまい、海沿いの家に一人で住んでいた。
 戦局の変化に伴い、カステルクトにもナチがやって来て、それがアメリカ軍にとって代わった。そして敗戦とともに平和が訪れようとしていた。そんな中、マレーナの夫の戦死が伝えられる。硬骨の父親の下に育った多感な少年レナートは、年上のひとりの女性を愛することで、人生を、彼女が映す時代を、世界を知っていく。
INTRODUCTION
 「この映画を観た人に、映画館を去ってからこんなことを考えて欲しい・・・・・・゛私もこんなにも誰かに愛されたことがあったのだろうか。しかもそんなことがあったと、全く気付かないまま・・・・・・"」
 ジュゼッペ・トルナトーレ監督はこの映画を完成した後、万感の想いを込めて思わずこう洩らした。監督がこの映画で語ろうとしているのは、女性はただ存在するだけですべての男の恋人になる可能性があるということ、また、一言も言葉を交わすことのない存在でも、男にとっての゛絶対の女"゛唯一の女"はあきらかに存在するということである。
 つまり、男がもっとも男らしい人生を生きる時、その男の心の中にはたいていの場合、゛ただひとりの女"が棲んでいるものだ。男が人を愛し、自分の家族を大切に思い、友を助けて、矜持を保ち、男らしく生きることができるとしたら、それは心の中に棲む゛ただひとりの女"のためであることが多い。
 多感な少年時代、心を矢のように射て、一瞬にして恋に落ちた女の映像……それは、女の転変の人生にかかわりなく、男の人生にとって決定的な出会いであるということを語り尽くしたのがこの映画である。12歳の主人公レナートと成熟した年上の女性マレーナの出会いがまさにそれである。
(本文はプレスシートより抜粋)

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