作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

5月18日(土)~5月30日(木)
大河の一滴
A SINGLE DROP OF WATER IN A MIGHTY RIVER 
(2001年/日本/113分)

監督 神山 征二郎
出演 安田 成美、渡部 篤郎
配給 東宝
 
INTRODUCTION
 1998年4月刊行されたエッセイ『大河の一滴』。混迷する世紀末に、作家・五木寛之が日本人へ綴った熱いメッセージは、世代を超え老若男女から絶大な支持を得て、200万部を超える大ベストセラーとなった。"悩み多き時代を生きるための新しい考え方"――それは心萎える人々に生きる希望を与えることにとどまらず、戦後半世紀にわたって繁栄を築きながらも、現状への閉塞感と未来への漠然とした不安感から抜け出せない21世紀の私たち日本人への提言として今なお輝きを増しつづけている。
 この名著の待望の映画化は、困難が予想された。原作は、エッセイであり、物語の体を為していない。そこで原作者自身が、人物像やストーリー展開など大まかな原案を書き、日本映画界の巨匠・新藤兼人が脚本を担当。「人はみな大河の一滴」というテーマを織り込んだ、重厚かつ感動的なヒューマンストーリーを完成させた。
STORY
 雪子は故郷・金沢を離れ東京で輸入雑貨店に勤める独身女性。ロシア旅行で知り合ったロシア人青年ニコライが"トランペット奏者"としての成功を夢見て来日、雪子と再会する。そのトランペットの音に惹かれた雪子は、ロシアに恋人がいると知りながらニコライに深く思い入れ、心から応援するようになっていった。そんな雪子のもとに金沢で暮らす父親が倒れたとの一報が届いた。父親は末期の肝臓ガンであった…。雪子は東京での仕事をあきらめ、金沢に残ることにした。
余命幾ばくもない父親とその娘の、親子の絆を軸に、ヒロインをめぐる愛の物語が展開されていく。

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