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7月20日(土)~8月1日(木)
夏至
A LA VERTICALE DE L' ETE(2000年/フランス=ヴェトナム/112分)
第53回カンヌ国際映画祭ある視点部門正式出品

監督 トラン・アン・ユン
出演 トラン・ヌー・イエン・ケー、
グエン・ニュー・クイン
配給 アスミック・エース・エンタテインメント
 
INTRODUCTION
 独特の美学で常に我々を魅了してきた、トラン・アン・ユン監督。一貫してヴェトナムを舞台に人と人との絆や心の触れ合いをモティーフにしてきた彼が、今回はひとつの家族に焦点を当て、家族の、夫婦の静かな調和を繊細なタッチで描き出した。独自のスタイリッシュさはそのままに温かな眼差しと優しい語り口、そして静謐な官能、新しいヴェトナムの側面を見せてくれる。
STORY
 ヴェトナム、ハノイ。母親の命日に集まったスオン、カイン、リエンの3姉妹はとても仲が良く、何でも語り合い、分かち合っていた。しかし彼女たちは各々に、誰にも言えない心の秘密を抱えていた。長女スオンはカフェの女主人。幼い息子がいるが夫には愛人と子供がおり、自分も行きずりの青年と逢瀬を重ねていた。次女カインは新婚で、ライターの夫は処女小説に行き詰まっている。妊娠が判ったが、今は夫とふたりの秘密にしておきたい。三女リエンはまだ学生で、役者の卵の兄とアパート暮らし。恋人とは最近うまくいっていない。命日の酒宴で母の秘めた初恋の話が明かされた。愛し愛されていた、貞節な理想の夫婦を見ていた3人の姉妹は、母が父以外の男性に抱いていたという恋心に戸惑う。そして彼女たちが抱える心の秘密も、母の秘密に重ね合わされるように、夏の陽に晒されるように、少しずつ露になっていく。


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