作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

10月8日(水)~10月20日(月)
アイリス
IRIS   (2001年/イギリス/91分)
2002年アカデミー賞助演男優賞
2002年英国アカデミー賞(BAFTA)主演女優賞
2002年ゴールデン・グローブ賞助演男優賞
監督 リチャード・エア
出演 ジュディ・デンチ、ジム・ブロードベント、ケイト・ウィンスレット
配給 松竹
 
INTRODUCTION
 「イギリスで最も素晴らしい女性」と形容される実在した作家で哲学者のアイリス・マードックと、その夫で同じく作家であり、文芸評論家のジョン・ベイリー。ジョンがアイリスについて綴り、イギリスでベストセラーになっている原作を元に監督のリチャード・エアとチャールズ・ウッドが脚本を書き上げた。アイリスは、作家としても一流だったが、自由を愛し既成概念に捕われない並外れたパーソナリティの持ち主で、イギリス女性のアイコン的存在でもあった。常にその奔放な言動で周りを驚かせ、時代の先頭を走っていた。描かれるのは、アイリスとジョンの共に過ごした40年間。
STORY
 1950年代、二人はオックスフォード大学で出会う。一目でアイリスの全てに恋をしたジョンは、ひたすら彼女を追い求める。恋愛経験豊富なアイリスは、複数の恋人と付き合いながら、ジョンの純粋さに惹かれ始める。やがて本当の自分を理解してくれるのはジョンだけだと気づいて彼と結婚、その後は次々と小説を発表し、文学界の寵児となる。そして現在。歳月を経て、二人の愛は穏やかに深まっていた。ジョンはイギリスの知性を支えながら自由な精神は変わらないアイリスを心の底から敬愛していた。そんなある日、アイリスに現代の医学ではどうすることもできない、アルツハイマーという悲しくかつミステリアスな運命が降りかかる。時にくじけそうになりながらも、持ち前のユーモアを忘れずに酷薄な運命に愛だけを武器に立ち向かうジョン。それは、人はどこまで人を愛せるのかという永遠の問いかけへの、傷だらけだが美しい回答だった。

 
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