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11月5日(水)~11月17日(月)
海は見ていた
THE SEA WATCHES  (2002年/日本/119分)

海は見ていた
監督 熊井 啓
脚本 黒澤 明
出演 清水 美砂、永瀬 正敏
配給 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 
 
INTRODUCTION
 映画界の巨匠に、たった一つやり残した“幻”の企画があった・・・。94年に31作目として脚本を完成、撮影寸前まで準備が進められていながら、製作費などの問題で断念せざるを得なかった“宿願”の映画が。その映画が、本作『海は見ていた』として時を越えて、今、ここに蘇る。巨匠が我々に伝えようとし、脚本化したもの、それは意外にも“ラブ・ストーリー”だった。
STORY
 “川向こう”と呼ばれる江戸・深川はずれの岡場所(幕府非公認の私娼地)“芦の屋”で、この恋物語は幕を上げる。海風薫るこの場所で働く女たちには哀しいルールがある。それは「客に惚れてはいけない」こと。しかし、ひとは誰しも恋をする。うら若い私娼、お新も例外ではない。姐さん分の菊乃の心配をよそに、偶然助けた若侍に恋をしてしまう。しかし、身分の違いから、それも儚く終わりを告げる。傷心癒えない彼女の前に、悲運のため屈折した青年良介が現れる。粗暴な彼の中に見え隠れする純粋さに、彼女は惹かれていく。しかし、彼女を取り巻く様々な人生模様を吹き飛ばすかのような大嵐が目前に迫っていたのだった・・・。

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