作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

11月19日(水)~12月1日(月)
春の日は過ぎゆく
ONE FINE SPRING DAY      (2001年/韓国・日本・香港/113分)
2001年東京国際映画祭コンペ部門最優秀芸術貢献賞
2001年釜山映画評論家協会賞最優秀作品賞・監督賞・主演女優賞
2001年韓国青龍賞最優秀作品賞
監督 ホ・ジノ
出演 ユ・ジテ、イ・ヨンエ
配給 松竹
 
INTRODUCTION
 恋することは、喜びとともに悲しみや恐れ、怒りといった感情を知ることでもあります。自分の気持ちが伝わらないことでもどかしさを覚えたり、相手を理解しきれないことの悲しみにうちのめされる。たとえお互いにわかりあい恋が成就したとしても、今度はそれを失うのが怖くなったりもします。けれども、そうした一途な想いも、やがて時の流れのなかで移ろい、変質していきます。“永遠の恋”という言葉はあっても、現実にはありえるのかどうか。いや、むしろ恋は限りがあるからこそ、切なく、美しいのかもしれません。
『八月のクリスマス』のホ・ジノ監督が、変わりゆく愛に揺れる心を四季の移ろいとともに繊細に、そしてリアルに描いた珠玉の作品。
STORY
 録音技師のサンウと、ラジオ局のDJ兼プロデューサーのウンスは仕事を通じて知りあった。冬のある日、彼女の番組のために、風にそよぐ竹林の音を録音しに一緒に出かけたのが最初だった。そして2度目、山寺への取材の帰りに、ウンスはサンウを自分のアパートに誘った。二人はごく自然に恋に落ちた。彼女の態度に変化が表れたのは夏を迎えた頃だった。サンウが父に紹介したいと言うと、ウンスはあいまいに言葉を濁した。深夜、泥酔して帰宅したかと思うと急に泣きだし、翌朝はきつい言葉でサンウの優しさを拒絶した。二人は小さないさかいをするようになり、ついにある夜、ウンスはサンウをアパートから閉め出した。

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