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11月17日(水)~11月29日(月)
復活
RESURREZIONE (01年/伊=仏=独合作/187分)
2002年モスクワ国際映画祭グランプリ

復活
監督 パオロ&ヴィットリオ・タヴィアーニ
出演 ステファニア・ロッカ、ティモシー・ピーチ
原作 レフ・トルストイ『復活』
配給 アルシネテラン
 
INTRODUCTION
 『復活』は、世界文学の巨匠とも言えるロシアの文豪トルストイ(1828-1910)の晩年の作品である。すでに『アンナ・カレーニナ』、『戦争と平和』という傑作によって名声を手に入れ、さらには簡易生活・無抵抗・博愛を唱え、精神界にまで大きな影響を及ぼすようになった1889年から1899年までの10年の歳月を費やして執筆された。
 原作は、彼の友人であるA・F・コーニから聞いた実際に起きた事件にヒントを得ており、若き将校ネフリュードフと召使カチューシャの恋物語は、トルストイ作品の中でもとりわけ最高の悲恋物語として世界中の人々に今なお愛され続けている。
STORY
 裁判官に陪審員として呼び出されたネフリュードフは、目の前に現われた殺人の罪を問われた娼婦をみて驚愕した。かつて、恋をし、欲望のままに関係を持ち、やがて自分の輝かしいキャリアの為に見捨てたカチューシャであると気づいたのである。カチューシャの罪状は、窃盗・毒殺であったが、その罪は明らかに無実であった。利用されただけだったのである。しかし、裁判の手続き上の不備から、彼女にシベリア徒刑が宣言される。自らの過去が明らかになることを恐れて、彼女を擁護することが出来ずにいるネフリュードフは、ただ黙っていることしか出来ないでいた。

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