作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

12月15日(水)~12月20日(月)
真実のマレーネ・ディートリッヒ
MARLENE DIETRICH HER OWN SONG
(2001年/フランス・ドイツ・アメリカ/105分)

真実のマレーネ・ディートリッヒ
監督 J・デイヴィッド・ライヴァ
出演 マレーネの声=ニーナ・フラノゼック
ナレーター=ジェイミー・リー・カーティス
配給 東京テアトル
 
INTRODUCTION
 細い描き眉、ヘミングウェイがこよなく愛した頬の窪み、百万ドルの保険をかけた美しい脚、イブニングドレスに毛皮と宝石、そして恋多き女・・・1901年から1992年まで、20世紀をまるごと生きた女優マレーネ・ディートリッヒは、スキャンダルさえ優雅な衣装のように身に纏うことのできた、ゴージャスそのものの女優だった。女優として、最高のものだけが似合う女だった。
 ディートリッヒの孫にあたるデイヴィッド・ライヴァは、今や20世紀のイコンとして存在する祖母ディートリッヒの作られた神話に挑戦するかのように、長いフィルムハンティングの末、未見のフィルムを多数集め、また、ディートリッヒの人生に登場した人たちの証言を収録して、ここにディートリッヒに関する新しい神話をみごとに誕生させたのである。
STORY
 1930年代初頭、デビューから数年を経たマレーネ・ディートリッヒは、銀幕のトップスターとして輝かしい名声を享受していた。しかし、伝説の大女優という栄光の裏側で、ディートリッヒは祖国を捨てた女性として、もう一つのドラマを生きていたのだ。
 ドイツの貴族の娘として生まれた女優が、90余年の生涯にただ一度、3年もの間、粗末な服に身を包み、素顔のまま戦地を駆け巡っていた時代があった。第2次大戦時、ヒトラーの右腕といわれたゲッペルスの呼びかけに応えず、アメリカの市民権をとるや、GIのユニフォームに身を包んで、「リリー・マルレーン」を歌いながら、遠くはアフリカまで50万人もの連合軍兵士を慰問し続ける旅を続けたのである。

(c) ,Kanagawa Kenmin Kyosai. All rights reserved.