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5月11日(水)~5月30日(月)
トスカーナの休日
UNDER THE TUSCAN SUN (2003年/アメリカ/113分)

トスカーナの休日
監督 オードリー・ウェルズ
出演 ダイアン・レイン、サンドラ・オー
配給 ブエナ ビスタ インターナショナル(ジャパン)
 
INTRODUCTION
 これは離婚という大きな変化を受け入れたヒロインが、トスカーナの明るい太陽の下で、ゆっくりと再生していく人間ドラマであり、彼女のラブ・ストーリーである。さまざまな出会いや、地元の人々との交流を通して、彼女は人生や恋愛や仕事をポジティブに楽しむイタリア的ライフスタイルに溶け込んでいく。ブラマソーレが美しいたたずまいを取り戻していくプロセスは、傷ついてボロボロだったフランシスが、自信を取り戻していく姿を象徴しているのだ。
 原作はフランシス・メイズの「イタリア・トスカーナの休日」(早川書房刊)。映画では、原作の雰囲気やエピソードを活かしながら、著者と同名だが架空の女性フランシスが離婚から立ち直っていくストーリーに、ロマンティックな恋や大人の女同士の友情が織り込まれている。
 舞台になるトスカーナはこの物語のもうひとつの主役。イタリア中部に位置する自然豊かな州で、州都は観光都市フィレンツェ。なだらかな丘陵がヒマワリや燃えるような赤い花でうめつくされるシーン、緑したたる木々を見ていると、この地方が〈素晴らしく美しい一幅の絵〉と呼ばれていることがよくわかる。
STORY
 仕事も結婚生活も順調、だと信じていたのに、突然、夫からつきつけられた離婚。そんな時どう気持ちを整理し、心の傷を癒し、新しい人生に踏み出せばいいのだろう――。
 サンフランシスコに住む作家、フランシスはそんなシリアスな状況にいて、執筆活動も壁にぶちあたっている。彼女は気分を変えるために出かけたイタリアのトスカーナで、300年前に建てられたあんず色のチャーミングな家〈ブラマソーレ〉を衝動買いしてしまった。フランシスは荒れ果てた家に住んで、修復にのめりこんでいく。

*〈ブラマソーレ〉とは、イタリア語の〈焦がれる〉という意味のブラマと、〈太陽〉を表すソーレを組み合わせたもの。


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