作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

11月1日(水)~11月13日(月)
カーテンコール
(2004年/日本/111分)
カーテンコール
c「カーテンコール」製作委員会
監督 佐々部 清
出演 伊藤 歩、藤井 隆、鶴田 真由
配給 キャービカル・エンタテインメント
 
INTRODUCTION

 昭和の映画全盛の一時代、映画と映画の間にささやかな芸を楽しませてくれる芸人さんがいたことを覚えているでしょうか。本作はそんな一人の幕間芸人の人生を紐解く旅の物語です。原案の秋田光彦が子供時代に実際に見たオルガンを弾く幕間芸人、その記憶が本作の出発点になっています。
二十数年前の学生時代に聞いたその原案がずっと心に残っていた佐々部清監督は、ついに長年温めてきた本作を完成させました。
 映画館が庶民にとって最大の娯楽であった時代がありました。映画館で笑い、映画館で泣き、大人の映画をみてちょっと背伸びをしたり・・・映画館は映画と出会う所であったと同時に、人と人とが交流する場、地域の文化の発祥地でもありました。だれもが映画館での大切な思い出を持っていることでしょう。初めてタバコを吸ったのも映画館・・・そんな映画全盛の昭和三十年代から昭和四十年代の映画館を舞台にした珠玉の日本映画が誕生しました。

STORY

 橋本香織は東京の出版社で、契約記者として働く25歳。清純派女優のスキャンダルをスクープし、正社員確実との喜びもつかぬ間、写真を撮られた女優が自殺未遂を起こし、地元・下関に近い福岡のタウン誌に異動を命じられる。
 そこでの香織の仕事は、読者が投稿してきた<懐かしマイブーム>の取材。その中に届いた一通の葉書。それは「昭和30年代終わりから40年代中ごろまで下関の映画館にいた幕間芸人を探して欲しい」というもの。「素朴な芸ながら、人情溢れるその舞台に心が和みました。世知辛い世の中にもう一度、あの至福の時間をすごせたら」と結ばれた葉書に香織は心惹かれ、その映画館<みなと劇場>を取材することに。


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