作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

2月21日(水)~3月5日(月)
美しき運命の傷痕
L’Enfer (2005年/仏=伊=ベルギー=日本/102分)
 
美しき運命の傷痕
 
監督 ダニス・タノヴィッチ
出演 エマニュエル・ベアール、カリン・ヴィアール
配給 ビターズ・エンド
 
INTRODUCTION

 『トリコロール』三部作や『ふたりのベロニカ』といった多くの傑作を生み出し、世界中の映画ファンに崇拝されながらも96年に54歳の若さで急逝したポーランドの巨匠クシシュトフ・キェシロフスキ。彼が最後に遺した「天国」「地獄」「煉獄」三部作の第二章「地獄」に挑んだのは、若き天才ダニス・タノヴィッチだ。別々の個性を持った二つの才能の、時空を超えた奇跡のコラボレーション。この異色の、かつとびきり魅力的なコラボレーション企画に名優たちも続々と賛同し、美しくも哀しい愛を描いた傑作として結晶した。

STORY

 22年前に起こった不幸な出来事によって父親を失った三姉妹。美しく成長した彼女たちは今、それぞれに問題を抱えている。長女ソフィは夫の浮気に悩み、次女は恋人のいない孤独な日々を過ごし、三女は年の離れた大学教授との不倫関係を引きずっている。そして、彼女たちの母親が抱える、ある秘密――。映画は、彼女たちが愛の地獄でさ迷い、もがき苦しみ、心に傷を負うさまを描きつつ、その運命を受け入れて現実を強く生きぬこうと“再生”する姿を、繊細かつ熱情的に映し出してゆく。


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