作品紹介 もっと詳しく知りたい かながわ県民共済

9月26日(水)~10月8日(月)
武士の一分
(2006年/日本/121分)
第30回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞
c2006 「武士の一分」製作委員会
監督 山田洋次
出演 木村拓哉、檀れい
配給 松竹
 
INTRODUCTION

 2002年、山田洋次監督が時代劇に挑んだ『たそがれ清兵衛』は、父と娘の絆を描き、2004年、『隠し剣 鬼の爪』は身分違いの若い男女の純愛をテーマに据えた。山田監督が藤沢周平原作の三作目の映画化として選んだのは「盲目剣谺返し」(「隠し剣秋風抄」所収)。つましくも懸命に、身の丈に合った日々を生きる主人公に監督は心を寄り添わせ、かつて日本人が持っていた心と情愛の念を、敬意をこめて深く優しく描いた。

STORY

 三村新之丞は、最愛の妻・加世とつましく暮らす海坂藩の下級武士。「早めに隠居して、子供がたに剣を教えたい」と夢を語る、笑いの絶えない平和な日々は、藩主の毒見役をつとめて失明した日から暗転する。絶望し、自害しようとする新之丞を加世は必死に思い留まらせるが、愛する夫のため、口添えを得ようとして罠にはまり、番頭の島田藤弥に身を捧げてしまう。その行為を、夫婦の契りを絶つ裏切りと感じた新之丞は、加世に離縁を言い渡し、復讐を誓う。新之丞の無謀な果し合いに勝機はあるのか、失われた夫婦の絆と情愛は再び取り戻せるのか・・・。


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