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かながわ県民共済

一枚のハガキ

(C)2011「一枚のハガキ」近代映画協会/渡辺商事/プランダス

一枚のハガキ

2011/日/東京テアトル配給/114分

監督: 新藤兼人
出演: 豊川悦司、大竹しのぶ
INTRODUCTION
 戦争末期に徴集された兵士100人のうち、94人が戦死し6人が生きて帰ってきた。その生死を分けたのは、上官が彼らの任務先を決める為にひいた“クジ”だった……。新藤兼人監督が自ら「映画人生最後の作品」と語る『一枚のハガキ』は、自身が32歳の時に徴集され経験した戦争での実体験を元に作られた。上官がクジで決めた戦地から生きて戻ってきた仲間の兵士は100人のうち6人のみで、その一人だった新藤監督は、戦争が終わっても亡くなった94人のことが忘れられず、彼らの魂を感じながら生きてきたという。人の命がクジに左右され、ひとりの兵士の死は働き手を失った家族のその後の人生をも破滅に導く。そんな戦争の愚かしさと不条理を、体験者ならではの目線で時に激しく、時に笑い飛ばすように描いてみせた『一枚のハガキ』は、第23回東京国際映画祭において審査員特別賞を受賞した。主人公の松山啓太を演じるのは、その存在感で観る者の心に強い印象を残す豊川悦司。一方、愛する人を次々と亡くし、戦争を憎みながらもその憎しみさえ生きる力に変えていく森川友子を演じるのは、日本を代表する女優・大竹しのぶ。歴代の新藤作品に出演してきた豪華キャストが勢ぞろいし、新藤監督の集大成とも呼べる最後の映画『一枚のハガキ』に託された想いを届ける。

 

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