シネマホール > 上映スケジュール > エリザベート1878 PG-12
(C) 2022 FILM AG - SAMSA FILM - KOMPLIZEN FILM - KAZAK PRODUCTIONS - ORF FILM/FERNSEH-ABKOMMEN - ZDF/ARTE - ARTE FRANCE CINEMA
2022年/オーストリア・ルクセンブルク・ドイツ・フランス合作/字幕/114分/トランスフォーマー、ミモザフィルムズ配給
第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門 最優秀演技賞
6月21日(金)~7月2日(火) *休館 6月26日(水)・27日(木) |
10:30~12:34 |
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14:00~16:04 |
*休館 毎週水・木曜日
*終了時間は多少前後することがあります。
ハプスブルク帝国が最後の輝きを放っていた19世紀末、「シシィ」の愛称で親しまれ、ヨーロッパ宮廷一の美貌と謳われたオーストリア皇妃エリザベート。1877年のクリスマス・イヴに40歳の誕生日を迎えた彼女は、コルセットをきつく締め、世間のイメージを維持するために奮闘するも、厳格で形式的な公務にますます窮屈さを覚えていく。人生に対する情熱や知識への渇望、若き日々のような刺激を求めて、イングランドやバイエルンを旅し、かつての恋人や古い友人を訪ねる中、誇張された自身のイメージに反抗し、プライドを取り戻すために思いついたある計画とは――。
皇妃エリザベート
(シシィ、リジィ)
1837-1898
バイエルン王国、ミュンヘンで、ヴィッテルスバッハ家傍系のバイエルン公マクシミリアンと王女ルドヴィカの次女として生まれる。16歳でオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフに見初められ結婚するも、自由奔放な性格は、ヨーロッパ随一の伝統と格式を誇るハプスブルク王朝のウィーン宮廷での生活と合わず、次第にウィーンを離れて流浪の旅を繰り返すようになる。ハンガリー好きとしても知られ、1867年からはハンガリー王妃を兼任。1898年、スイスで無政府主義者によって暗殺された。享年60。