2024年/フランス/字幕/121分/ギャガ
5月23日(金)~6月3日(火) *休館 5月28日(水)・29日(木) |
10:30~12:41 |
---|---|
14:00~16:11 |
*休館 毎週水・木曜日
*終了時間は多少前後することがあります。
天才作曲家ラヴェルは
最高傑作「ボレロ」を憎んでいた――
<極限の音楽>にして<不朽の名曲>
その誕生の秘密を明かす、陶酔の音楽映画
パリ・オペラ座で初演されて以来100年近く、時代と国境を越えて愛され続けている名曲「ボレロ」。スネアドラムのリズムに導かれ、わずか2種類の旋律が楽器を替えて繰り返されるという、斬新かつシンプルな構成が聴衆の五感を虜にし、17分間の作品を貫くクレッシェンドが、カタルシスに満ちた壮大なフィナーレへと誘う。この中毒性のあるリフレインは、後世のクラシック音楽にはもちろん、ポップミュージックやジャズにも影響を及ぼし、映画や演劇にもインスピレーションを与えている。
だが、驚くべきことに、この音楽史上において最も成功したベスト&ロングセラー曲は、ラヴェル本人が最も憎んでいた曲だったのだ――。いったい、天才作曲家に何があったのか?史実をもとに永遠の傑作の誕生の秘密を解き明かす、音楽映画が完成した。